今回は、前回作成した花びらを使って、満開の桜の木を作成してみます。花びらを5枚重ね合わせて、額を付けてみます。
額は円を使ってサブディビジョンサーフェイスと厚み付けのモデファイアーを適用して作成しています。
額を頂点グループを利用して、赤い部分と緑の部分を色分けしておきます。
同様に雄蕊を作成し、すべてをまとめます。
今後、木を作成し花を配置するのですが、桜は数個の花が密集して枝に咲くので、花をいくつかまとめておきます。
次に木を作成します。木の作成で使用するアドオンのModuler tree addonの基本的な使い方については、「16 木を配置 Modular tree addonを使ってみる」を参照してください。
テンプレートの「old oak」を配置して、「Trunk Node」のlengthを8くらいにして背を低くしてみました。
この木に先ほど作成した花のブロックをleafs(葉)として配置するのですが、動作が非常に重くなるので今のうちにカメラの位置等は合わせておきます。
「Tree paramteters」の「create_leafs」のチェックを入れて、Leaf:に先ほど作成した花のブロックを指定します。leaf_sizeは0.03位の大きさにしておきます。
なお、マシンのスペックによっては動作が非常に遅くなります。私の場合は、事前にauto_updateのチェックを外しておきleaf_amountを100にして、Update Treeeボタンを押しすとアウトライナーエディタにTreeの下層にleafsが作成されるので、これをビューポートで非表示にしておくと何とか動いてくれるようになりました。
amount500では少し寂しい3分咲き位でしょうか。amountの数値で5分咲き、8分咲き、満開と変化をつけることができます。
木肌にマテリアルを施して完了です。遠目用としては、ベースカラーだけ設定していますが、近景用にはUVで木肌を作成する予定です。今回はここまで。