ワイングラスに赤ワインを注いでみます。
手前のワイングラスを選択し、カーブのままでは加工できないので、ヘッダメニューのオブジェクト→変換でメッシュに変換します。
編集モードで、グラスの底に空いている穴を周囲の頂点を【Alt】右クリックで選択して【F】で閉じます。不必要かも知れませんが、【F】で閉じる前に【E】【S】と【G】【Z】で形を整えています。
底に足した面の一部が黒くなっていて、法線が逆になっている面があったので、ヘッダメニューの「メッシュ」の「ノーマル」「面の向きを内側に揃える」で法線の向きを揃えます。
次にグラス内のワインを作成します。グラス内部の面をワインの量を考慮して選択します。こういう場合は【C】でサークル選択する方法がいいでしょう。選択した面を【Sift】【D】で複製した後、【P】で別オブジェクトにします。
オブジェクトモードで分離した面を選択し、編集モードで上の円周を【Alt】右クリックで選択し、【F】で面を張ります。
次に作成したワインにマテリアルを設定します。ワインを選択したまま、プロパティーエディタのマテリアルパネルを開くと、ワイングラスのマテリアルがそのまま引き継がれていますので、これを元にレッドワインの色と屈折率に変更します。マテリアル名ボックスの右にある、新規作成ボタンを押すと、現在のマテリアル名に連番が付されます。これが新マテリアルですので、名前をREDWINEとかに変更し、ベースカラーを赤く、屈折率を水と同じ1.33に変えます。
これでレンダリングして見ますが、ワイングラスのみのチェックになりますので、部分レンダリングを行います。先ずテンキーの【0】でカメラビューにして、【Crt】【B】でレンダリングしたい範囲をボックス選択します。
レンダリングの結果です。
拡大するとグラスとワインが干渉を起こし、むらができています。ワイン部分を少し拡大するとすっきりとした画像になります。