スクリューモデファイアーとカーブモデファイアーで、受話器と電話機をつなぐ螺旋コードを作成してみましたので、紹介します。
現在作成中の昔の電話機です。主にベベルウエイトと頂点ベベルを使って形を整えています。この制作過程は追ってご紹介する予定ですが、今回はスクリューモデファイアーとカーブモデファイアーを使ったコード作成をご紹介します。
先ず、スクリューモデファイアーでコイル状の螺旋コードを作成します。
平面を使って、基本となる頂点を作成します。
平面の4点のうち3点削除し、1点のみ残します。
スクリューモデファイアーで螺旋状にします。スクリューモデファイアーを設定し、スクリューと反復数の値でコイル状にします。
カーブのペジェ曲線を作成し、編集で直線にして、先ほど作成したコイルの真ん中に配置します。オブジェクトプロパティのシェイプでストレッチと境界固定をチェックしておきます。これをしないと、思うように変形しません。
オブジェクトモードでコイルを選択し、カーブモデファイアーを追加し、カーブオブジェクトに先ほど作成したカーブを選択します。
変形軸が間違っているとこのような変形になることがあります。
変形軸を【Z】にしてみました。ガイド用のカーブがきれいに当てはまったようです。
ガイド用のカーブを変形させてみます。
コイルを選択し、オブジェクトメニューでメッシュからカーブに変化し、オブジェクトデータプロパティのベベルで震度を調整してコードのような形にします。
これでコイル状のコードが完成しました。
編集モードでガイド用のカーブを電話機と受話器に繋ぎます。コイルを見えなくしておくと作業が楽になります。
コイル部分がほぼ完成です。
最後にカーブモデファイアーを適用して、コイルの形を固定したうえで、編集モードで受話器、電話機それぞれに繋ぎます。
本日はここまで