テンキーの【1】でビューをトップにしてティーカップ横側の画像を表示します。【Sift】【A】でカーブのサークルを作成します。
編集モードにし、左側のポイントを選択し、ヘッダーメニューの「カーブ」→「ループ切り替え」で開かれたカーブにします。
あとはポイントや制御点の移動、細分化、押し出しで形を整えます。できるだけポイントの数は少くしてみましょう。この例では上部の端点に一回【E】で押し出しただけで形になりました。
次にこの曲線に断面を作成します。アウトライナーエディタですべてのオブジェクトを非表示にし、【Sift】【A】でカーブのサークルを作成します。
取っ手用に作成したカーブを表示、選択し、プロパティーエディタのオブジェクトデータパネルのベベルのオブジェクトに先ほど作成したサークルを選択します。
先ほど作成したサークルと取っ手部分のカーブだけの表示にし、サークルを【S】で縮小して形を整えます。
サークルの形を扁平にして、取っ手の断面の形を整えます。
カップ本体を表示し、取っ手のカーブを編集して、細部の調整をします。
次に取っ手の幅を調整します。トップビューにして取っ手だけを表示し、【Sift】【A】でカーブのパスを作成します。
取っ手のカーブを選択し、プロパティパネルのオブジェクトデータでジオメトリのテーパーオブジェクトに先ほどのパスを指定します。
取っ手が線のようになってしまいます。
パスを選択して編集モードで変形します。パスの変形にあわせて、取っ手の太さが変わりますので、調整し、取っ手らしく変形します。
あとは取っ手、本体のそれぞれのカーブをヘッダーメニューのオブジェクト「変形」または、右クリックメニューで「メッシュに変形」でカーブをメッシュに変形して、最後の調整を行います。カーブをメッシュに変形したら元のカーブには戻れませんので、カーブのカップは複製して残しておく方法をお勧めします。
なお、メッシュ化してしまえば取っ手の断面や太さの変形用に作成したパスやカーブは削除しても構いません。
取っ手がカップ内側に抜けている部分の調整。
カップ内側底の調整。周りの線を【Alt】左クリックでリンク選択し、【S】【0】で穴を閉じた。
最後に、本体と取っ手を選択し、【Crt】【J】で一体化しておき、オブジェクトの名前を「TeeCap」などの名前に変更して完成です。ティーカップの完成です。あと絵付けは後日にします。