頂点グループ
UVを使ってカップに絵柄付けをやってみたいと思います。先ず、プロパティパネルのオブジェクトデータの頂点グループを使って、カップを柄の部分、縁の部分、内側の部分、外側の部分、底の部分のにグループ分けしておきます。
カップを選択し、編集モードにして、プロパティパネルのオブジェクトデータの頂点グループ欄にそれぞれの名前を付けたグループを5つ作成します。
ヘッダーメニューの右側の表示関係のメニューで透過モードにして、カップの側面が見れるビューにします。カップの底の部分を右クリック&ドラックでボックス選択し、頂点グループの当該グループを選択し、割り当てボタンをクリックします。
頂点グループボックス下の選択解除で選択を解除し、取っ手の部分にカーソルを持っていき、【L】で取っ手部分をリンク選択して、同様に取っ手部分の頂点グループを割り当てます。
取っ手部分の選択を解除して、今度はティーカップの上部の線を【Alt】【Sift】右クリックで数本選択しふち部分の面を選択し、ふち部分の頂点グループを割り当てます。
上部からのビューで、非透過モードにして、【C】でサークル選択モードにして、カップの内側の面を選択します。ふち部分の頂点グループを選択解除し、残った選択部分に内側の頂点グループを割り当てます。
【A】で全選択して、今まで割り当てされた各頂点グループを各選択解除し、残った選択部分に外側の面の頂点グループを割り当てます。これでカップが5つの頂点グループに分けられました。
UVの適用
UV用の画像を用意します。モデリングの時に使用したティーカップの上からの写真を使用します。
編集モードでカップの内側の頂点グループを選択し、ワークスペースをUVeditingにします。
右側の画面で上からのビューにして、UV→視点からの投影(バウンス)で上からのUV展開をします。左の画面に展開図ができます。
左の画面のヘッダーメニュー右の画像を開くで画像を取り込みます。
左画面で展開図を拡大縮小、移動を使って、図面に合わせます。
右の画面で、プロパティーエディタのマテリアルパネルで新規マテリアルを作成し、サーフェイスのベースカラーを画像テクスチャに設定します。
次に、カップの外側部分にも同様に 頂点グループの選択、選択解除をうまく使いながらUVを適用します。
次に取っ手部分には展開方法を変えてUVを適用します。作業をしやすくするために【Sift】【H】で取っ手部分のみを表示します。取っ手裏側の縦線を【Alt】左クリックでリンク選択します。
ヘッダーメニューのUVでシームをマークします。シーム部分が赤く表示されます。
【A】で全選択にして、ヘッダーメニューのUVで展開します。シーム部分で開かれた展開図が左画面に表示されます。
左画面で、展開図を移動、回転、拡大縮小を使って、画像に合わせます。右の画面で合わせたい面を選択するとそのUV部分が左画面に表示されますので、確認できます。また右画面でオブジェクトモードでも確認できますので、微調整します。
カップの底も同様にUVを適用しますが、白色部分のみが適用されるよう配置します。展開は図柄を特に合わせる必要がないので、視点で展開を使用しましたが、図柄を合わせる必要がある場合は一工夫必要になります。
最後に縁の部分には前に作成したゴールドのマテリアルをアペンドし、適用します。頂点グループでふち部分を選択し、プロパティーエディタのマテリアルパネルで新しいマテリアルスロットルを追加し、アペンドしたゴールドのマテリアルを適用します。