本体に取っ手用の穴を空けます。リングカットで穴用の面を作成して、その面を【X】で削除します。次にその穴の周囲の辺を選択し、【E】【S】で縮小を2回繰り返しで穴の内側に二本の線を作成します。
一番内側の線を選択した状態で【G】【X】(XかYかは面の方向で変わります。)で奥に押し込みます。
ここから少しややこしいのですが、その状態で【Sift】【D】で線を複製し、【P】で独立のオブジェクトにします。
この状態では、独立したオブジェクトと蛇口本体が両方選択された状態になっているため、オブジェクトモードにして、新たに作成した線だけのオブジェクトを選択します。
編集画面に戻り、【A】で全ての頂点を選択し、【E】【X】(XかYかは、空け口として選択した面の向きによります。)で押し出します。
押し出しと面の縮小や回転で取っ手の形状を作成し、最後は【F】で先端の面を作成します。大きさ等のバランスをオブジェクトモードで確認します。
続いて、蛇口の先端を少し加工します。先ず、いつものようにリングカットで穴を空けたいところに線を加えます。
ここから新しい方法で穴を空けます。穴を空けたい個所の頂点を選択し、ヘッダメニューの頂点の頂点をベベルを選択します。選択しただけでは何も起こりませんが、左下のベベルインジケータで幅を変化させると頂点を中心に新しい面が作成されます。インジケーターが出ない場合は、左下のベベル▶をクリックします。セグメントを3にします。
中の頂点を選択し、【X】で削除し穴を空けます。穴の周囲の辺を選択し【E】【Z】で押し下げます。
【Sift】【Alt】【S】で空け口を丸くします。
空け口に傾斜があるので【R】【X】(XかYかは・・・・)で水平にし、あとは【E】や【S】、【G】で調整します。
作成した蛇口をシステムキッチンに設置してみました。
これまでで作成したオブジェクトとマテリアルをレンダリングしてみました。食器も調理器具もまだまだ揃っていません。これからフライパンやおろし金、スプーンにフォーク、オーブントースター、など様々なものを作っていきますが、今まで使ってきたモデリングやマテリアル作成の手法でほぼ作成できます。これからはいままで紹介していない手法で作成するものがありましたら、その折々で紹介させていただくということにしたいと思います。ブログとしては今まで使用してきたブレンダーの基本を少しまとめていく方向で進めていきます。好語期待