NHK連続朝ドラで信楽が舞台となっているので、信楽焼のタヌキを作ってみたいとおもいます。モデリングは完了したのですが、3Dスキャンデータを元に面張りをしたためか、ノーマルの自動補正が設定されていて、面のノーマルがバラバラになっていることがわからないまま作業をすすめていたので、第一回は、その確認と修正方法をメモしておきます。
![](https://i2.wp.com/mamusejp.com/wp-content/uploads/2019/12/スクリーンショット-2019-12-03-01.09.16.png?fit=525%2C287)
一見特に問題なさそうですが、オブジェクトデータプロパティパネルのノーマルで自動補正を外すと面の法線がバラバラになっていることがわかります。
![](https://i1.wp.com/mamusejp.com/wp-content/uploads/2019/12/スクリーンショット-2019-12-03-01.09.35.png?fit=525%2C287)
編集モードで確認すると法線が逆の面が確認できます。
![](https://i0.wp.com/mamusejp.com/wp-content/uploads/2019/12/スクリーンショット-2019-12-03-01.10.07.png?fit=525%2C287)
【Crt】【A】で面全体を選択し、メッシュメニューの「ノーマル」→「面の向きを外側に揃える」で面の法線を修正します。
![](https://i0.wp.com/mamusejp.com/wp-content/uploads/2019/12/スクリーンショット-2019-12-03-01.11.38.png?fit=525%2C287)
![](https://i0.wp.com/mamusejp.com/wp-content/uploads/2019/12/スクリーンショット-2019-12-03-01.11.46.png?fit=525%2C287)
面全体をチェックしたところ、何カ所か法線の揃っていない面があったので、個別にメッシュメニューの「ノーマル」→「反転」で修正をかけておきます。
![](https://i2.wp.com/mamusejp.com/wp-content/uploads/2019/12/スクリーンショット-2019-12-03-01.12.42.png?fit=525%2C287)
最後にノーマル自動補正を再度かけておきます。
![](https://i2.wp.com/mamusejp.com/wp-content/uploads/2019/12/スクリーンショット-2019-12-03-01.15.43.png?fit=525%2C287)
ノーマルの自動補正をかけておけば、法線がバラバラでも問題が出ないのか、例えば外部データに変換したときにおかしくなるのか確認してみます。
自動補正を外したタヌキと自動補正をかけたタヌキを、OBJファイルにエクスポートし、Sketchfabにアップしてみました。
![](https://i2.wp.com/mamusejp.com/wp-content/uploads/2019/12/スクリーンショット-2019-12-03-02.15.28.png?fit=525%2C252)
![](https://i2.wp.com/mamusejp.com/wp-content/uploads/2019/12/スクリーンショット-2019-12-03-02.08.27.png?fit=525%2C287)
なお、おでこの上に穴が開いていますが、これは面の張り方の問題でノーマルとは関係ありません。
自動補正を掛けておけば法線の修正は必要ないのかも知れませんが、やはり、面の向きは揃えておいた方がいいと思いますので、アップしておきます。次回からはテクスチャペイントをやってみようと思っています。