Blender3に向けてプレスリリースが盛んですが、なんといってもGeometry Nodesがよくわからない。2.93のデモファイルの作者がレッスンを開いているようなので、有料でしたが参加してみました。
レッスン場所(19ドル)はここ
これからしばらく、そのレッスン内容を元に、Geometry Nodesの基本についてメモがてらに記事化してみます。
今回のテーマは
インスタンスを理解する
- インスタンスとは何ですか?
- インスタンスはいつ「実際の」ジオメトリとして計算されますか?
です。
1 インスタンス
インスタンスとは、メッシュデータを共有する単なるオブジェクトです。ALT+【D】でリンク複製した場合、元データのメッシュの変更がそのまま反映されます。アウトライナーで確認すると、同一のメッシュデータになっていることが確認できます。
![](https://i0.wp.com/mamusejp.com/wp-content/uploads/2021/10/スクリーンショット-2021-10-06-11.49.48.png?resize=1024%2C559&ssl=1)
配列モデファイアーを適用した場合も同様です。
![](https://i0.wp.com/mamusejp.com/wp-content/uploads/2021/10/スクリーンショット-2021-10-06-11.55.44.png?resize=1024%2C559&ssl=1)
平面と円錐のメッシュを作成し、平面にGeometryモデファイアーを適用します。
![](https://i0.wp.com/mamusejp.com/wp-content/uploads/2021/10/スクリーンショット-2021-10-06-14.50.57.png?resize=1024%2C559&ssl=1)
ポイント配置ノードとポイントインスタンスノードを加えます。円錐のインスタンスが作成されます。左上のスプレッドシートをインスタンスモードにするとインスタンスの状態が表示されます。
![](https://i0.wp.com/mamusejp.com/wp-content/uploads/2021/10/スクリーンショット-2021-10-06-14.55.11.png?resize=1024%2C559&ssl=1)
ポイント配置ノードのDensityの値を1万にすると4万の円錐インスタンスが表示されますが、実態ではないのでBlenderの操作性は重くなりません。
ポイントインスタンスノードの後ろにサブディビジョンサーフェイスノードを加えてみます。
![](https://i0.wp.com/mamusejp.com/wp-content/uploads/2021/10/スクリーンショット-2021-10-06-15.04.27.png?resize=1024%2C559&ssl=1)
変形モデファイアーを適用して、インスタンスの変形の様子を確認してみてください。
![](https://i0.wp.com/mamusejp.com/wp-content/uploads/2021/10/スクリーンショット-2021-10-06-15.08.02.png?resize=1024%2C559&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/mamusejp.com/wp-content/uploads/2021/10/スクリーンショット-2021-10-06-15.08.31.png?resize=1024%2C559&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/mamusejp.com/wp-content/uploads/2021/10/スクリーンショット-2021-10-06-15.09.06.png?resize=1024%2C559&ssl=1)
次回は
フェアリーリングシーンの紹介
- コレクション内のアセットの配置方法。
- インスタンスにカラーバリエーションを追加するためにシェーダートリックがどのように使用されているか。
です。